山根式袋ファイルを使って書類を整理しました

山根式袋ファイルの実例 その他

気づけば11月も半ばを過ぎました。そろそろ大掃除の時期です。そこで今日は山根式袋ファイルで書類を整理しました。「山根式袋ファイル」とはノンフィクション作家の山根一眞氏が考案したファイリングシステムです。手軽に入手できる角型2号サイズの封筒を少し加工して書類を整理します。氏の著書「スーパー手帳の仕事術」で詳しく紹介されていたのを読んで仕事と私生活に取り入れました。

基本的には書籍で紹介されている方法をそのまま取り入れています。しかし最近ちょっとだけ変えてみました。オリジナルでは封筒に標題を記入して、同時にその頭の3文字をひらがなで記載して索引とします。それに対して自分のものは、日本語の五十音にそれぞれコード番号を割り振って、3文字の代わりに6桁の数字を索引としています。3文字のひらがなよりも6桁の数字の方が直感的に大小(=順序)を判断できるので気に入っています。

「スーパー手帳の仕事術」が刊行されたのは1986年のことです。当時と比べるとデジタル化が相当進んだことは間違いありません。最近では製品の取説などもpdfで入手できるようになりました。しかし「紙の書類」というものはまだまだ普通に使われています。完全になくなることは当分見込めない気がします。なのでその過渡期に生きている私たちは、アナログ情報の整理術とデジタル情報の整理術の両方に長けている必要があります。書類をすべてスキャンしてデジタル化したいとは思います。スッキリするでしょうね。ネックとなるのは作業にかかる時間です。つい「そこまでする価値があるのかな」と思ってしまいます。

最近は100均でもファイリング関連の製品が充実してきました。なかには「本当に100円?」という優れた製品もあります。そのため山根式をやめて100均のファイルに移行しようと考えた時期もありました。しかし低いコストや手軽さといった点から、プライベートにおける書類整理ではやはり山根式に勝るものはないというのが現時点での個人的な結論です。

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