書籍:「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。の感想その1

書籍:「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。の表紙 書籍

WordPressというハコができたら今度は中身です。内容をきちんと伝えるためには文章術が大事だと思いました。そこでこの本です。前から読みたかった本です。

レシピ系のムック本ではここのところ「ベストオブベスト」が流行っています。
たとえば
「創刊以来のベストレシピ」
「創刊〇〇周年のベストレシピ」
「〇〇万人が選んだベストレシピ」
「〇〇万人に支持されたベストレシピ」
などなど。お得感が満載ですよね。

これと同様の手法を文章術の分野に応用したのが本書でしょう。どんな本かというと、

現役ライターの筆者2名が名著100冊を真剣に読み込み、文章のプロが持つ共通のノウハウを洗い出し、ランキング化したのが本書です。

(はじめに)

書店で手に取ってパラパラめくって見たときはすぐに読めるだろうと感じました。ですが実際に読んでみると、想像以上に勉強になる内容でした。今日中に読み切るつもりでしたが無理でした。

まず感心したのは、筆者が名著から学んだノウハウを忠実に実行している点です。すでに目次の前の段階で、この本の結論であるノウハウのランキングが明らかにされています。

発表!「文章の書き方」大事な順ランキング ベスト40!
・ すべての人に身につけてほしい7つの基本ルール
・ ワンランク上の文章を書くための13のポイント
・ 気を付けるとさらに文章がよくなる20の秘訣

P.4

ノウハウを40個にまとめ、さらにそれを3つのランクに分けて解説しています。すばらしいです。結論を先送りにしてごたくを並べるネット記事が最近増えましたよね。SEO対策だか何だか知りませんがこんな風潮につくづく嫌気がさしていたので、これを最初に確認できたので満足して本文に進むことができました。

今日は結局、読了するどころか、「すべての人に身につけてほしい7つの基本ルール」を読むだけで精一杯でした。しかし大きな収穫が得られたと思います。さっそく応用していきたいと思います。

あと本書の内容とは直接は関係ありませんが、名著100冊の中に、花村太郎氏の「知的トレーニングの技術 〔完全独習版〕」が含まれていることを知り、大変うれしく思いました。これは自分の知的生産の原点となる一冊なんです。

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