書籍:「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。の感想その2

書籍:「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。の裏表紙 書籍

文章術の本は今までにも何冊か買ったことがあります。少しでも文章がうまく書けるようになりたいという切実な思いからでした。いずれも頑張って学んだつもりですが、それによって何かが変わったという経験をしたことはありません。多少参考になったという程度です。そもそも文章術の本というと、文章術の本なのにとても読みにくいものが多い気がしませんか?最後のページまでたどり着くことができなかった本が何冊もあります。

しかし今回の本は違いました。まず読む気にさせてくれましたし、実際に読んでみても読みやすく感じました。なにより読んで理解して、そして書かれていることを試してみたくなりました。まだ「Part.1」を読んだだけでしたが可能性を大いに感じました。

今回はその続きを読んだ感想です。「Part.2」では技術的なことよりも、文章を書く上での準備や心構えなどの項目が目立ちます。たとえば「名文を繰り返し読む」「語彙力をつけろ」「とにかく書く」「読み手を強く意識する」などなど。つまり技術的なことと違って即効性はありませんが、文章力を基礎から鍛えるためには必要だろうと思える内容が満載です。

「Part.2」で個人的に参考になったことは2点あって、一つはそもそも書く量が圧倒的に足りていないということ。うまいとか下手とかいう以前の段階です。そしてもう一つはいままでのお手本が自分に必ずしも合っていなかったということ。自分はネットにおけるビジネス分野での文章を自由自在に書けるようになりたいと考えているのに、小説家や評論家の文章術を参考にしても効果が薄いということです。それをこの本に教えてもらいました。

メモを取りながら読んでいたら想像以上に時間がかかり、今回も最後まで読み進むことができませんでした。ただし、じっくりと時間をかけてこの本から学ぶ価値は十分にあると感じています。この本から学んだことをベースにして、自分により合ったお手本を探すのが今から楽しみになってきました。

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